【中級者向け】会話力を上げるための一人でできるトレーニング法

語学の話

語学をやっている人で、会話力を上げたいという人は多いと思います。しかし会話にはいろいろな要素が含まれているので、会話力を上げるのは意外と難しいのです。そこで今回は、一人でもできるトレーニング法を紹介します。

 
スポンサーリンク
 

会話に必要なものとは?

語学をやっている人なら、その学んでいる外国語で会話してみたいですよね?そこでまず、会話という行為をざっくり分解して考えてみましょう。そうすると、必要なものが見えてきます。

相手の話を聞く時

まず相手の話した言葉の音を、きちんと聞き取ることが必要です。そして音同士の繋がりからどんな単語か認識するわけです。

さらに単語がどんどん耳に入ってくるので、その順番通りに頭の中で処理します。そうして文としての意味を掴むわけですね。

ここまでが一般的にリスニング能力と呼ばれるものです。リスニングが苦手な場合は、音自体をキャッチできていない場合と、音は聞き取っているけど意味の処理が追い付いていない場合があります。そしてそれぞれ対策が違ってきます。

自分が話すとき

会話の中で自分が外国語で何かを話す際は、まず話す内容を頭の中で考えます。ほとんどの人は、それは日本語で行われると思います。上達するといきなり外国語で出てきたりもしますが、最初は日本語で考えた方が早いです。

相手の質問などを受けてそれにどう答えるか決めたら、今度はその内容を外国語で文にします。意味に合った文を頭の中で組み立てるわけです。

そしてその文を、口から声に出していけば相手に伝わるわけです。

このプロセスがスピーキング能力と呼ばれます。スピーキングが苦手な場合は、話す内容の決め方がよくない場合と、頭の中で文を組み立てるのができないor遅い場合があります。

今回はスピーキング能力に焦点を当てたトレーニング法を紹介します。

頭に浮かんだつぶやきを訳していこう!

日常生活の中で、頭の中にいろいろな言葉が浮かんできますよね?「あ~、腹減ったなぁ」「これはいい感じだ」「早く家に帰ってyoutube観てぇ」などなど。それを片っ端から、頭の中で訳していくわけです。

何気なく頭に浮かんでくる言葉は、自分の世界の見方や物事の感じ方・価値観などが反映されています。つまり自分がよく使う癖みたいな言葉なわけです。会話の相手から「これについて君はどう思うんだい?」みたいに質問されたときに、最初に頭に浮かぶ言葉との関連も強いです。

たとえば、普段から「桁違いにおもしろい」という表現を癖のように使っている人は、「あの新作の小説どうだった?」などと聞かれたときに「桁違いにおもしろい」とパッと言いたくなります。

しかし外国語での会話の場合だと、「桁違い」ってどう言うんだっけ?となり、ちょっと変えて「すごくおもしろい」にしよう!みたいな感じになりがちです。そしてその変換がタイムロスになって、会話のスムーズさが落ちてしまうわけです。

なので普段から頭によく浮かぶ言葉を訳していくと、言いたいことをスパっと外国語に落とし込めるわけです。すぐに訳せない場合は、ノートなどにメモって後でしっかり調べておきましょう。そうやっていろいろな表現をストックしていくことが大切です。

また頭の中で素早く文を作る訓練にもなります。文法や単語などの総合演習としての効果は抜群です。

通勤通学の電車の中など、時間を決めて毎日やっていくといいと思います。最初はうまく訳せないものがたくさんあって落ち込みますが、コツコツ調べながらやってみてほしいです。

調べる回数が減ってきたころには、会話での反応スピードが桁違いに上がっていると思いますよ!

シンプルに考える習慣をつけてみる

まずは具体例からいきます。たとえばアイドルは好きですか?と聞かれて、

「う~ん、好きっていうほどでもないけど、興味がなくもないし気になるといえば気になるくらいかなぁ」

と、こんな感じによく答える人は要注意です。

なぜかというと、このような曖昧な表現は外国語にめちゃくちゃ訳しづらいのです。訳すこと自体は可能ですが、ニュアンスまで含んだ表現なので超上級者向けです。下手に訳すと意味不明になります。

というわけで外国語での会話でやたら複雑で曖昧なことを言おうとすると、まったく話せなくなる事態が起こります。そもそも日本人同士の空気を読むコミュニケーションでは必要かもしれませんが、外国人との会話の場合はシンプルな方が伝わりやすいです。

上の例でいれば、「私はアイドルが少し好きだ」「私は少しアイドルに関心がある」とシンプルに言えばいいわけです。

そんなわけで曖昧な表現を好んで使っている人は、「あえてシンプルに言うならどうなるか?」を頭の中で考えるのがおすすめです。これを繰り返すと、伝えたいことの要点を押さえて余分な部分を削るのがうまくなります。

参考:シンプルにまとめるより詳しい方法はこちらにまとめてあります。

実は私自身も、曖昧な表現や複雑な表現を好んで使っていました。そこには、周りの反応を気にするような自信の無さもあったと思います。外国語での会話のために、シンプルに考える練習を私もかなりやりました。

そうしたら余計なことを考えずに自分の気持ちや考えを、素直な言葉でまとめることができるようになりました。外国語での会話でも、効果はかなりありました。さらに日本人同士でのコミュニケーションでも、シンプルな方が伝わりやすいことに気が付きました。

シンプルに素直に表現できると、なぜか自信もアップしましたし、効果は抜群です。

いきなり無理にシンプルにすると、誤解を招いたりすることもあります。ですので少しづつ、ポイントは外さないように削っていくのがコツです。

まずは今日からやってみよう!

今回は会話力(スピーキング能力)アップのための、一人でもできるトレーニング法を紹介しました。かなり地味ですが、続けていけば必ず効果を実感できます。

私自身も会話力がなかなか伸びなくて悩んだ時期もあります。語学力的な問題もありましたが、やたら曖昧で複雑なことを言おうとしていたことが大きな問題でした。

シンプルに考える練習をしていくと、頭に浮かぶ言葉も徐々にシンプルになります。そうすると外国語に落とし込むのも簡単になります。

そうすると頭の中で訳していく練習も、どんどん楽しくなってきます。

ですのでこの2つの方法は、セットで進めてほしいです。相乗効果で上達が早まるからです。そしてこの方法は、量が大切です。たくさんの量をこなす必要があります。

コツコツ遊び感覚で、まずは5分でも10分でもいいのでやってみてほしいです。それをできれば毎日続けて行くと、どんどん語学力が上がっていきます。そしてある時ふと、意識していないのに外国語で自然に言葉が浮かんでくるときが来ます。

その頃には、あなたの会話力は相当に伸びていると思いますよ!今回の記事があなたの参考になれば嬉しいです。

スポンサーリンク

この記事がよかったら、シェアしてくれると嬉しいです!

タイトルとURLをコピーしました