【中級者向け】音読のスピードを上げて、総合力を底上げしよう!

語学の話

今回は、音読のスピードを上げていくと語学の総合力が上がっていくという内容です。読み書きはある程度できるけど、リスニングやスピーキングがまだまだ苦手という方におすすめです。

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スピードを意識した音読のメリットとは?

以前、初心者向けの音読のおすすめのやり方を紹介しました。

今回は中級者向けの、一歩進んだ内容になります。

初心者のころは、正確な発音に重点を置いて音読するのがいいのですが、中級以降はスピードに重点を置いて音読をすると効果が高いです。

主に3つの効果が得られます。

  • 発音に使う口や舌などの筋肉が強化される
  • 文字と音、音と意味を結びつける処理の高速化
  • 記憶力・集中力の強化と文構造の理解の高速化

それでは、それらの効果について説明していきます。

発音に使う筋肉が強化される

スポーツなどでも初心者の方は、ぎこちない動きで力みながらの動きになることが多いですよね?でも上手くなるほど滑らかでしなやかな動きになります。必要な筋肉の力は強くなるけど、余分な部分の力は抜けていく感じです。

外国語の発音でも同様です。スピードを上げて音読をしようとすると、口や舌の筋肉がついていかなくなることが最初はよくあります。しかし続けていくうちに、無駄な動きや力みが減っていき、動きがならめらかになっていきます。

また、早いスピードで動き続ける筋持久力もだんだんついてきます。さらに慣れてくると、よく使うフレーズなどはひとまとまりの動きとして、身体が覚えてるような感覚も出てきます。

文字と音、音と意味を結びつける処理の高速化

ゆっくり読んでいるときは、「この単語はどう読むんだっけ?」「この単語の意味はえ~~と」みたいに頭の中で考える余裕があると思います。しかしスピードを上げて読むと、その余裕はありません。

なので単語と音や意味の結びつきをより強めて、素早く理解できるようにしなければなりません。徐々にスピードを上げて音読をして負荷をかけることで、頭の中でこの結びつきが強まっていきます。結びつきが強まると、頭の中での処理が早くなります。

そうするとある単語を見たとき聞いたときに、パッと理解できるようになります。

記憶力・集中力の強化と文構造の理解の高速化

スピードを上げて音読をしていると、文章の意味を見失うことがあります。特に長い修飾節がついていたり、接続詞が複数含まれるような文は見失いやすいです。

ゆっくりだと問題なく理解できるに、早く音読すると意味を見失う原因は、先に読んだ内容が頭から抜けてしまう場合が多いです。たとえば2つの文がセットななってる文だと、後半を読んでいるときに前半の内容が抜けてしまうのです。

例:私が水を何杯も飲まなければならなかったのは、太郎がこっそり唐辛子をこのカレーに入れたのが原因だと後で聞かされた。

「太郎が~」を読んでいるときに、「私が~」の部分が頭から向けてしまうと、「太郎のせいでなにが起こったんだっけ?」みたいな感じになります。

例文を見るとどこが問題なんだ?って思うかもしれませんが、学んでいる外国語の文だとこういうことが良く起こります。頭が情報を処理する負荷が日本語と全然違うからですね。

スピードを上げつつしっかり意味も追いながら音読することで、短期的に前の内容を保持する記憶力と集中力が強化されます。記憶を保持していれば、文の全体的な構造を把握しやすくなりますし、それを理解するのも早くなります。

スピード音読をやるときの3つのポイント

スピード音読をやるときに、意識した方がいいポイントは3つあります。

  • 発音が崩れるほど早くはしない
  • 文章の意味をきちんと追いながら音読する
  • タイムや一分間のワード数などを計測する

それらについて説明していきます。

発音が崩れるほど早くはしない

いくら早くしたくても、発音が崩れるほど早くしてはいけません。発音が崩れてしまうと正しく効果を得られませんし、崩れた発音が癖になって残ってしまう恐れもあります。

発音がしっかりできる範囲で、最速で音読するようにしましょう。

文章の意味をきちんと追いながら音読する

早く読むことに集中しすぎて意味を追っていないと、これも正しい効果を得られません。総合力を底上げするのが目的ならば、意味もきちんと追いながら音読しましょう。

タイムや一分間のワード数などを計測する

スピード音読をするときは、ストップウォッチなどでタイムを計測するのがおすすめです。自分ではすごく早くなったように感じても、計ってみるとそんなに早くなってないみたいなことがありがちです。

きちんと客観的に見れるように、ぜひタイムは計りましょう。またワード数がわかっている文章なら、一分間に読めるワード数を計算してみるのもおすすめです。

スピード音読の効果は、リスニングとスピーキングで実感できる!

スピード音読で鍛えられた能力は、そのままリスニングで応用できます。頭の中の情報処理が早くなっていると、リスニングでも余裕が生まれます。

音さえ聞き取れれば、そこから先の単語から文にして、意味を追っていくプロセスは同様のものだからです。短期的に記憶を保持する能力や集中力も、そのままリスニングでも使えます。

またスピーキングでも効果を感じられると思います。単純に早く話せるようになりますし、口に馴染んだフレーズはパッと出てくるようになります。

スピーキングに関しては、文を素早く組み立てる能力の方が重要なのですが、それ以外の部分ではスピード音読の効果を感じられると思います。

今回は一歩進んだ音読の方法を紹介しました。語学力の底上げを目指して、ぜひスピード音読をやってみてください。この記事があなたの参考になれば嬉しいです。

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