ネイティブの立場になると分かる、発音の重要性について考える

語学の話

外国語学習(特に英語)において発音論争がありますよね。発音が大事だ、いや内容の方が大事だからあまり気にするな、といった感じの論争です。あなたはどのように考えますでしょうか?今回はそのことについて考えます。

 
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日本語ネイティブの立場になった私

外国語を学習していると、外国人の友人が欲しいと思うことはよくあると思います。地域の特性や学習者の年代や環境にもよりますが、一番多いパターンは外国人留学生と知り合うパターンだと思います。お互いに学習している言語を練習したいので、ちょうどいい組み合わせだからですね。

私もけっこうたくさんの留学生たちと知り合う機会に恵まれまして、お互いに会話の練習をしました。その中で日本語ネイティブとして、外国人の話す日本語をたくさん聞いてきました。

発音が適切ではない日本語を聞き続けたら、異常に疲れる

知り合った留学生たちには、日本語が上級レベルの人から初級レベルの人までいろいろいました。私の実際の体験だと、中級レベルだけど発音が適切でない人が一番聞き取りづらかったです。

そのような場合だと、ある程度は話せるので積極的に話してきます。しかし聞いてる側としては、発音が適切でないので理解が遅れます。推測して分かる場合も多いですが、会話の中で頭で処理する作業量がかなり増えます。

相手が伝えようとしている内容を考えつつ、発音のせいで不明瞭な部分を推測をして、さらにそれに対しての応答を簡潔な日本語でまとめる作業をしなければいけません。

それを会話中はずっと続けるわけです。想像してみると、疲れそうだなぁ…と思いませんか?実際に物凄く疲れます。最初は集中力が30分も持たないと思います。

やっぱり発音は重要だ!

私はその経験から、発音は重要だと考えています。ネイティブのような流暢さは無くてもいいのですが、母音・子音・アクセントなどの基本要素は確実に押さえておくべきだと思っています。

ここで少し実験をしてみましょう。日本語の母音「あ」と「お」の区別がつかなくて、両方「お」で発音してしまう外国人がいたとします。その人があなたに話しかけました。

「おのとを、どこころきもしとこ?」

まるで暗号みたいですが、意味はわかりますでしょうか?正解は、「あなたは、どこからきましたか?」です。母音を入れ替えてみてください。

このように特に母音をきちんと区別して発音できないと、まったく意味がわからなくなってしまうことがあります。なので基本要素はきちんと区別して発音できるように練習することは、とても重要なことだと思います。

発音の改善は、聞き手の負担を減らしてあげること

語学が好きな人や国際交流に関心がある人、日本語教育に携わっている人などを除いた場合、わざわざ負担を引き受けて留学生と会話をしたがる日本人はどのくらいいるでしょうか?

私自身も、「日本に来て何年もたつのに(上記の例以外の)日本人の友達が一人もできない」みたいな留学生の嘆きをたくさん聞いてきました。上級レベルの人は日本人の友達ができているパターンが多くなりますが、その場合は例外なく発音がきれいです。

このことはそのまま私たちにも当てはまります。不適切な発音で聞き手に負担をかけてしまう状況で、特に日本や日本人に関心がないネイティブと友達になるのはかなり大変です。

最終的には総合的な会話力や人間性の問題になるのですが、やはり阻害要因は無いほうがいいのは当然ですよね。

今回は発音の重要性ついて、私の体験を紹介しながらお伝えしました。あなたはどのように考えますでしょうか?今回の記事で何か参考になる部分があれば嬉しいです。

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